SNSで話題となった名セリフ「Queen Never Cry」。その元ネタとなった韓国のWebtoon作品『The Ki Sisters』が注目を集めています。
本記事では、「Queen Never Cry」がどこで読めるのか、日本語版の有無や電子書籍サービスでの配信状況を詳しくご紹介します。
「Queen Never Cry」はどこで読める?
「Queen Never Cry」を公式に読めるプラットフォームは、WebtoonとNaver Webtoonです。
1. Webtoon(LINE Webtoon)公式サイト/アプリ
英語版として Webtoon(LINE Webtoon) 上で 完全無料+一部Fast Pass課金制で最新エピソードまで読むことが可能です。
毎週火曜日に最新話が更新され、第48話(最終話)は2025年6月2日公開済みで、合計52話まで完結しています。
例:第1話「Jenny Ki」から最終話「Afterword」まで閲覧可(Fast Pass対応あり)。
2. 韓国オリジナル版(Naver Webtoon)
韓国語オリジナルとして、Naver Webtoon上で2024年4月3日〜2025年4月30日まで連載され、完結済み。韓国語版の正規配信です。
日本の電子書籍サービス(DMMブックス、ebookjapanなど)では未配信
日本国内の電子書籍ストア、以下の主要サービスについて調査しました:
DMMブックス | × |
ブックライブ | × |
ブッコミ | × |
コミックシーモア | × |
ebookjapan | × |
いずれも、『The Ki Sisters』または『Queen Never Cry』としての正式配信は確認できませんでした。
日本語版は現時点で未掲載・未翻訳のため、これらの店舗では取り扱われていないと判断されます。
ただし、翻訳ファンサイトや非公式サイトにて断片的に読めるケースも報告されていますが、著作権保護の観点から使用はおすすめできません。
今後、日本語翻訳版や他の電子書籍ストアでの配信が始まる可能性はゼロではありませんが、現在確認できるのは上記のWEB公式サービスのみとなっています。
「Queen Never Cry」に日本語版はある?
現在(2025年7月時点)、『Queen Never Cry』(『The Ki Sisters/기자매』)には公式の日本語版は存在していません。
多くの報道やまとめサイトでも「日本語訳されて欲しい」といった要望はあるものの、今のところはないようです。
Redditなど海外のファン投稿でも「英語か韓国語版しかない」と指摘されており、日本語で読む正式配信は確認されていない状況です。
【日本の電子書籍プラットフォーム】
DMMブックス、ebookjapan、コミックシーモア、ブックライブ、ブッコミなど主要電子書籍サイトでは現時点で一切の日本語配信はありません。
【翻訳ファンや非公式出版】
一部ファンが「和訳」や「字幕付きレビュー」「あらすじまとめ」を公開しているケースがありますが、いずれも非公式なものであり、著作権上の問題もある可能性が高いため、使用には注意が必要です。
Webtoonの公式運営(LINE Webtoon)やNaver Webtoonにおいて才能ある作品が日本語展開される例も増えつつあります。
将来的に日本語翻訳版や日本国内での正式電子書籍化の可能性は完全には否定できません。
ファンや翻訳希望者が増えている現状から、出版社や運営側が企画する動きがあれば将来的に実現する可能性があるという点は注目ですね。
「Queen Never Cry」のキャラ・登場人物について
漫画『The Ki Sisters』(韓国語原題:기자매)の登場キャラクターを、なるべく初心者にもわかりやすく、正確にまとめてみました。
主要な登場人物を中心に、性格や役割を紹介します。
キ姉妹(Ki Sisters)── 豪邸に暮らす4姉妹
【長女:Jang‑nyeo Ki(ジャンニョ・キ)】
キ姉妹の最年長。
外見は厳しげでやや無骨にも見える一方、家族への責任感が強く、姉妹たちのまとめ役として冷静に行動します。
完璧さを求める妹たちを、時に諭す立場にあるキャラです。
【次女:Sal‑gyo Ki(サルギョ・キ)】
完璧主義で整った言動・所作が目立つ、エレガント担当。
細部にこだわる性格で、姉妹間でも美意識や礼儀に関するシーンで突っ込みどころになりがちです。
【三女:Jae‑rim Ki(ジェリム・キ)】
三女で、最も混沌としているキャラクター。
ペットのネズミ「Julius Cheeser」を飼っており、自由奔放な行動やユニークな視点で姉妹内に笑いや混乱を巻き起こします。
【四女(主人公):Jenny Ki(ジェニー・キ)】
物語の中心人物で最年少。
恋愛小説やマンガから理想の恋愛像を学んだ“恋愛オタク”。外界との接触がほとんどないため、経験はゼロに近いながら純粋なロマンス願望に満ちています。
姉たちの影響を受けつつ、ときにトラブルメーカーにもなりますが、感情の動きが物語を動かす大きなエネルギーとなります。
キ家・クイーン家のその他のキャラクター
【Junhui Kki(ジュンフイ・キ)】
ジェニーの想い人。
キ姉妹の家族とは異なる“Kki”姓の青年で、ジェニーの恋愛ストーリーの主軸となる存在。
【Seoho Heo(ホ・ソホ)】
ジュンフイに憧れている第2の男性キャラクター。
ジェニーの恋路に絡む三角関係的ポジションとして描かれつつ、ストーリーに波乱をもたらします。
【Lola Queen(ロラ・クイーン)】
「Queen Never Cry」の名シーンで登場する、クイーン家の赤ちゃん。
泣き止まないロラを見た母親が「Queen never cry」と言うと突然泣き止み、女王のように振る舞うシーンが強い印象を残します。
【Serina Queen(セリナ・クイーン)】
ロラの母親。
赤ちゃんに言い聞かせた「Queen never cry」のセリフは、本作の象徴的な台詞としてSNSでも話題に。劇中でも強烈な印象を残します。
【Julia Queen(ジュリア・クイーン)】
ロラの祖母。
クイーン家の家系を象徴する存在として登場し、物語の背景や風格を裏付けています。
「Queen Never Cry」あらすじ・ネタバレもチェック!
「Queen Never Cry」のあらすじやネタバレについて、簡単に解説しておきます。
【序盤:キ姉妹と屋敷の全貌】
姉妹たち(ジャンニョ、サルギョ、ジェリム、末っ子ジェニー)は、ソウル近郊の古びた屋敷で更新規制を受けずにホームスクールで育っていました。
外見や振る舞いは世間から「怖い」と思われがちですが、それぞれ内面には個性的な性格が宿っており、特に末っ子ジェニーはロマンス小説を愛読する夢見がちな少女です。
物語は、姉妹たちの“日常の会議”や小さな事件、恋愛へのドタバタ模様をブラックユーモアたっぷりに描写し、雰囲気としてはダークコメディ寄り。
【中盤:姉妹の関係とユーモア展開】
中盤にかけて、末っ子ジェニーが恋に憧れるエピソードや姉妹間で巻き起こるケンカ、家族会議での波乱などが描かれています。
各キャラの掘り下げが進み、妹が恋愛知識をロマンス小説から得ている設定などが笑いを誘う展開も。
全体を通して、重苦しさの中に笑いが潜む作風で、読者に強い印象を与えていきます。
※以下はネタバレも含みます。ネタバレを避けたい場合は、注意してください。
【名シーン:第34話「Queen Never Cry」】
舞台:悪役ポジションの女配キャラ「ロラ(Queen Laura)」の誕生場面。
生後すぐに泣き止まないロラを見て、医師が赤ちゃんを母親「Queen Serena(クイーン・セリーナ)」に抱き寄せると…。
すると母親は冷たい表情のまま言い放ちます──「Queen Never Cry」
するとロラは即座に泣き止み、まるで女王のように手を胸にあて、凍りついた表情で立ち止まります。
このインパクトある構図とセリーナの「女王一族は泣かない」のような意味を持つセリフが、SNSで爆発的にバズりました。
英語のネイティブ文法としてはやや不自然ですが、「Queen」は姉妹や家族の“苗字”であり、その設定を簡潔に示す強い演出意図のセリフとされています。
【物語後半(大きな展開への伏線)】
第34話後は、ロラがどう成長し、姉妹たちとの関係や恋愛模様がどのように絡み合うのかが焦点に。
恋の行方、家族の秘密、姉妹それぞれの成長ストーリーが交錯し、感情の起伏とユーモアを交えた展開に発展していきます。
特に末っ子ジェニーの恋愛遍歴や、ロラが“女王”として覚醒する過程などが、物語に深みを与えます。
【最終結末の方向性】
物語は「家族の絆」「個々の自立と成長」「恋愛とアイデンティティの確立」を主軸に描かれています。
クライマックスでは姉妹の対立・融合、ロラの自立、ジェニーの恋愛観の変容などが収束点に向かって収斂していきます。
結末では、見た目や初印象だけではなく、Each sister’s inner strength(各姉妹の内面の強さ)が明らかになり、“女王”としての真の意味が浮かび上がります。
まとめ:『Queen Never Cry』を読むならここ!
話題のシーン「Queen Never Cry」で知られる韓国発のWebtoon『The Ki Sisters』は、現在日本語では未配信ですが、英語版をWebtoon公式アプリやサイトで無料で読むことができます。
特に第34話の名シーンはSNSでも拡散され、多くの人の心をつかんでいます。
残念ながらDMMブックス、ebookjapan、コミックシーモアなど日本の主要電子書籍サイトでは取り扱いがなく、日本語翻訳版も未定です。
今すぐ読みたい方は、Webtoon(LINE Webtoon)英語版での閲覧が唯一の正規ルートとなります。話題の理由を自分の目で確かめたい方は、ぜひ公式サイトからチェックしてみてください!
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