カルト宗教をテーマに衝撃的なストーリーが展開される漫画『カリスマ』。
気になっているけど単行本が見つからない・・・「どこで読める?」と迷っていませんか?
本記事では、漫画「カリスマ」の電子書籍や紙の単行本の最新の配信状況を詳しくまとめ、無料で読める方法やお得な購入先もリサーチしてみました。
「カリスマ」はどこで読める?無料はある?
「カリスマ」はどこで読める?無料はある?わかりやすくまとめてみました。
漫画『カリスマ』(原作:新堂冬樹/作画:西崎泰正・八潮路つとむ)が電子書籍で読める主要ストアの最新調査結果です。
【電子書籍ストア別まとめ】
① ブックライブ
漫画全4巻、各660円で配信中。上限なしの70%OFFクーポンで一気にお得に読めます。
② DMMブックス
「カリスマ」漫画全4巻(アクションコミックス)配信中。
第1巻から購入可能で、試し読みもあり。
③ ebookjapan
文芸小説の電子書籍『カリスマ(上)〜(下)』が配信中。
各巻購入可、試し読み対応。第1巻は税込757円で購入可能(クーポンで割引あり)。
④ コミックシーモア
漫画版「カリスマ」全4巻配信中。1巻〜4巻、各660円前後。
無料立ち読み配置あり。※読み放題プランでは配信されていません。
⑤ ブックウォーカー
漫画版最終巻(第4巻)をはじめ、全4巻が配信中(各巻660円) 。
⑥ 楽天Kobo
漫画版全4巻(例:4巻あり)配信中。第1巻から購入可能 。
⑦ dブック(NTTドコモ運営)
漫画版全4巻配信中。第1〜4巻ともに無料試し読みあり 。
「カリスマ」の漫画rawがNGな理由
「カリスマ」を漫画rawで読みたい・・・という場合もあるかもしれませんが、読み手側にもリスクが大きい違法行為です。
クセスするだけでもウイルス感染や個人情報流出の危険も。
近年では日本でも厳しい著作権法改正が行われ、違法ダウンロードは刑事罰の対象です。
たとえ無料で読めたとしても、知らず知らずのうちに大きなリスクを抱えることになりますね。
違法サイトはあなた自身のリスクにもなります。公式サービスを賢く活用し、安心して『カリスマ』の世界を楽しみましょう。
「カリスマ」の単行本が売ってないって本当?
漫画「カリスマ」の電子書籍について解説してきましたが、単行本について。
単行本が売ってない?という噂を聞いて、詳しく調べてみることにしました。
確かにAmazonで検索しても、単行本は中古しかないような・・・?
【単行本版(紙版)はほぼ絶版・中古市場が主流】
「カリスマ」(新堂冬樹/徳間書店刊)は現在、出版社からの再販がほぼ行われておらず、書店で定価で購入するのは難しい状況です。
在庫検索や「売ってない」といった声も散見され、実店舗で見つけるのは極めて困難です。
【中古流通でなら購入可能】
ただし、楽天市場やブックオフ、ネットオフ、メルカリなどの中古書店や個人間売買サービスでは断続的に流通しています。
例えば楽天市場では「カリスマ 上/下」などの単行本や文庫版が、500 〜 1,200円台で出品されており、状態や送料によりますが購入は可能です。
【文庫版セットも流通中】
単行本に加えて、幻冬舎文庫版の上下中巻セットも中古市場で入手可能です。たとえばブックオフでは「全3点中1点在庫有り」という状況も。
メルカリでもセットや流通しており、比較的購入しやすいようです(※ただしプレ値なので、電子書籍が断然お得ですね)。
単行本が欲しい方は、中古で探すこともできますが、やはり電子書籍を利用してみるとお得に「カリスマ」を読むことができますよ♪
「カリスマ」の出版社について詳しく
【カリスマ】の出版社は双葉社──コミック版の充実支援
原作・構成・作画体制:
漫画『カリスマ』は、原作:新堂冬樹、構成:八潮路つとむ、作画:西崎泰正による作品です。
コミック版を刊行している出版社:双葉社がレーベル「漫画アクション」または「アクションコミックス」から全4巻を出版しています。
底本発行日:
第1巻:2004年12月6日刊行(底本出版)
第2巻:2005年4月28日刊行
第3巻と第4巻も、2005年・2006年ごろに順次刊行されており、第4巻の底本発行は2006年2月25日とされています。
電子書籍配信も双葉社が対応:
電子版はBookWalker、コミックシーモア、ebookjapan、ブックライブなど主要プラットフォームで、出版社指定レーベルとして配信されています。
【小説版『カリスマ』の出版社は徳間書店】
小説版の著者・出版社:原作小説の『カリスマ』は新堂冬樹著で、徳間書店からオリジナル単行本として刊行されました。
文庫版への展開:
徳間書店からトクマノベルズ、その後文庫版(徳間文庫)、さらに幻冬舎文庫で再刊されています。
「カリスマ」のキャラ・登場人物
「カリスマ」のキャラ・登場人物について、簡単に解説します。
【岡崎平八郎(おかざき へいはちろう)】
役割/立ち位置:物語の“黒幕”にして教祖「神郷宝仙(しんごう ほうせん)」。
経緯と背景:幼少期、母・左代子(さよこ)がカルト教団に染まり、父を殺して自殺する現場を目撃。これが彼の人格形成の原点。
「神」を全否定しつつ、自らを“神”と名乗り、信者を支配し、金と女性を搾取する冷酷な教祖へと変貌。
性格と行動:コメントでは「偽善的な神聖さをまとったが、内面は欲望と操縦欲に満ちた冷徹な野望家」と評され、権力欲と復讐心を秘める闇の教祖として描かれる 。
【城山信康(しろやま のぶやす)】
役割/立ち位置:平凡な旅行会社支店長。親しみやすい“普通の父親”。
性格と経緯:卑屈で臆病な一面があり、嘘つき・妄想癖も持つが、「家庭を守りたい」という強い意志に駆られる。
教祖に妻・麗子を奪われ、自ら脱会カウンセラーに協力を仰ぎながら、家族の再生を目指して奮闘する。
【城山麗子(しろやま れいこ)】
役割/立ち位置:信康の妻で、教団「神の郷」に心を奪われてしまう家族の被害者。
経緯と行動:教団のセミナー(悟道会)に参加後、性格・生活が激変し、自宅でも儀式や祈りを強制。
やがて完全に教祖に心酔し、信康や息子よりも“救世主”との絆を優先するようになってしまう。
【脱会カウンセラー・武石藤夫(たけいし ふじお)】
役割/立ち位置:信康が洗脳を解くために協力を依頼する専門家。
重要性:洗脳解除の難しさは高く、成功率は20%以下。家族の協力と“死ぬ気”の覚悟が必要とされる。
洗脳解除のカギを握る存在であり、物語中盤以降を動かす重要人物。
【氷室誠二(ひむろ せいじ)】
役割/立ち位置:「神の郷」の教団幹部の一人。
性格と背景:元大学時代の同級・間山千夏に複雑な思いを抱きつつ、彼女を“完全なる解脱”と称して処刑する命令を受ける。
冷酷無表情な“氷の男”として、教団内部の闇と権力争いの象徴となるキャラクター。
【瀬野(せの)】
役割/立ち位置:「神の郷」幹部だが、脱会支援組織「覚醒会」の潜入スパイ。
重要性:教祖の秘密(自堕落な日常、信者との関係など)を暴露する暴露映像を流し、教団崩壊の引き金を引く。
組織内部の亀裂とドラマチックな展開を作り出すキーパーソン。
【間山千夏(まやま ちなつ)】
役割/立ち位置:「神の郷」の信者で、氷室と因縁がある存在。
経緯:教団内で“完全なる解脱者”とされた後、ある理由で処刑命令を受ける。
彼女の扱いが、教団の恐ろしさと内部の冷淡さを象徴する重要な出来事となる。
【三蔵(さんぞう)】
役割/立ち位置:教祖の母・佐代子の教団に関わっていた親玉。物語終盤に関与。
背景:かつて潜伏していたが、再び活動を活発化させ始め、教団再興を目論む黒幕的な存在。
終局のクライマックスに影響を与える、物語を転調させる要素の一つ。
漫画「カリスマ」のメシアとは?
メシアとは誰?作品中での役割と意味についてまとめてみました。
『カリスマ』における「メシア」は、教祖・神郷宝仙(岡崎平八郎)が自らの立場と力を象徴する存在として使われます。
第一巻以降、彼は「メシアという名の神に両親を奪われた少年の復讐」として語られており、自分自身が“神”としての役割を帯びるという意味合いが強いです。
つまり、メシアとは救い主として期待されがちな存在でありながら、『カリスマ』では「自ら神となる復讐者」の比喩でもあるわけです。
【三蔵が「メシア」と呼ばれる核心】
物語終盤では、三蔵という教団旧勢力のボスが重要な役割を担います。
三蔵は平八郎の母・佐代子によって“メシア”と呼ばれていた存在だったとされ、教団創設期から関与していた“真の黒幕”として登場します。
この呼称は最終話で重要な意味を持ち、麗子が三蔵を「メシア」と混同したり強く信奉したりする場面は、教団内部のカルト信仰の闇と、その立ち位置の複雑さを象徴する演出として描かれています。
【教団内での「メシア」争奪戦と信仰の揺らぎ】
最終巻での展開では、信者や教団幹部たちの間で「メシアこそが真の指導者だ」という認識の違いが露わになります。
宝仙(平八郎)は「自分こそがメシアだ」とする一方で、三蔵もまた信者の中には救世主と見なされていた可能性があるため、信仰の混乱と権力争いが一層深刻化します 。
この争いは、教団の崩壊と混乱の背景にある中心テーマとして位置づけられており、読者に「救いという幻想」と「信仰の脆弱さ」を強く印象づける構造になっています。
【作品のテーマとしての「メシア」像】
『カリスマ』は、カルトやカリスマ教祖の理論を通じて「救世主=メシアとは何か?」という問いを投げかけます。
彼らが信者にとっての救いの象徴でありながら、同時に暴力と支配の加担者となるという両義性を象徴的に描いています。
このように「メシア」という言葉は、単なるキーワード以上の語彙として、『カリスマ』の世界観やテーマ性に深みを与えている重要な要素です。
「カリスマ」のネタバレをチェック!
カリスマのネタバレも知りたい・・・!という方は続けて読んでみてください。
※以下はネタバレを含みます。ネタバレは避けたい・・・というときは、注意してください。
漫画最終巻では、教祖・岡崎平八郎(神郷宝仙)が指示した悲劇的事件と、城山一家および教団内部の運命が劇的に描かれます。以下は核心的な展開です。
氷室誠二への復讐として、平八郎は大学時代の同級者・間山千夏の処刑を命じます。彼の死体は“大蛇に処理”され、完全に証拠も痕跡も残されないようにされました。
脱会カウンセラー・武石藤夫が麗子の洗脳解除を進める中、潜入スパイ・瀬野が平八郎の淫乱な映像などを暴露し、これがきっかけで教団は一気に崩壊。
信者数は約2,870人からたった38人に激減します。
平八郎は麗子を取り戻すため再び襲撃し、母の旧教団の黒幕・三蔵と激しく対峙。最終的な乱闘で建物に火がつき、大混乱に。
城山一家は火災の中から脱出し、ようやく平穏を取り戻すかに見えましたが、ラストで平八郎は全身大やけどを負いながらも生存し、「教団再建」「麗子奪還」の野望を再燃させる様子で幕を閉じます。
漫画「カリスマ」では、洗脳の深さと脱会の困難さがリアルに描かれます。教団の内部で「完全解脱」の信仰や、洗脳解除方法の科学性・非科学性が明示されます。
権力と背信の構図として、平八郎の信者操作と内紛、瀬野のスパイ行動が物語の緊迫感を引き上げます 。
ラストでの衝撃も印象的です。崩壊した教団が消えたのではなく、“教祖の生存と野望によって再構築の可能性が示唆”される感触は、多くの読者に強い余韻を残しています。
【補足:文庫版レビューにも見られる結末への驚き】
文庫版やシリーズレビューでも、最終的に三蔵が佐代子のメシアだったという伏線回収や、平八郎の衝撃的な生存と再起への布石に驚く声が散見されます。
【ネタバレを踏まえた上でのおすすめポイント】
平八郎の行動理由や脱会への心理戦を読みたければ、“結末まで一気に読み切る”スタイルが推奨されます。
ネタバレなしで読みたい人向けには、「第3巻まで読んで自力で真相と救済のポイントを感じ取る」のも良いアプローチ。
最終巻では、暴力/洗脳/背信/再生の4大テーマがクライマックスに向かって爆発します。
まとめ|『カリスマ』は電子書籍からがおススメ!
漫画『カリスマ』は、現在さまざまな電子書籍ストアで手軽に読むことができます。
特にDMMブックス、コミックシーモア、ブックライブ、ebookjapan、楽天Koboなどで全巻配信されており、ストアによっては無料試し読みや割引キャンペーンも実施中です。
一方、紙の単行本版は出版社の絶版の影響で新品は入手困難ですが、中古書店やネットオフ、メルカリ、ブックオフなどの中古市場では在庫があります。文庫版も同様に中古が中心です。
やはり、公式の電子書籍ストアを活用するのがベストですね。
お得なキャンペーンを上手に使って、この衝撃作をぜひ体験してみてください。
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